交通事故と座席の関係
車の事故に遭った時に、一番安全な席と危険な座席を知っていますか?
車の事故に遭った時に、一番安全な席と危険な座席を知っていますか?
車の事故が発生した時にどの席に乗っていたかによってその死亡率が変化することはご存知でしょうか。自分が乗る座席によっては一番安全なところと一番危険なところがあり、また一見安全と思える後部座席であっても事故が起きたときに怪我をすることがあります。座席ごとの危険度を知り、万が一交通事故にあっても最低限のダメージで済むように心掛けるようにしましょう。
一番危険な席 / 一番安全な席
車の座席で一番危険なのが運転席です。交通事故での死亡者のうちおおよそ半分の方が運転席に乗っているというデータがありますが、そもそも運転席に人がいないと車は動かせないので、交通事故が起きて運転席の人の亡くなる確率が他の座席と比べて高くなるのはごく自然のことだと言えます。
それでは運転席の次に危ない席はどこなのでしょうか?それは後部座席です。これも運転席と後部座席以外では助手席しかなく、しかも助手席は基本的に車に一席ほどしかないのに対して後部座席は乗用車であれば2~4人ほどの席があるので当然の統計とはいえるものの、死亡率の高さにはちゃんとした根拠があります。後部座席は基本的に運転中のシートベルト着用がつい最近まで義務付けられておらず、また義務付けられていても一般車道であれば着用してなくても罰則が科されません。そうした法での取り締まりがあまり厳しくないためか、後部座席でのシートベルトの着用率は前の座席よりも低く、交通事故による死亡率の高さの原因となっています。
逆に一番安全といえる座席は助手席です。助手席は車前方に位置する座席で、昔からシートベルトの着用が義務付けられており、未着用だと罰則の対象にもなるので、助手席に乗るときはしっかりとシートベルトをつけるという習慣が身についている傾向があるため、その死亡率も低いのでしょう。
チャイルドシートはどこに設置すれば良い
まだ6歳未満の子供を車に乗せるときにはチャイルドシートが必要です。人によっては装着が面倒であったり子供が嫌がったりしてチャイルドシートを使用しない人もいますが、装着しているかしていないかでは子供の死亡率が2倍近く高くなります。まだ体が十分大きくなっていない子供にシートベルトをつけても、体が小さいためしっかりと座席に固定させられず、また暴れてしまうとそちらに気をとられて安全な運転がしづらくなってしまいます。その状態で万が一交通事故にあってしまうと、体重が軽くて座席に固定されていない子供は大人以上にその衝撃で車内で前の座席やドアなどに叩きつけられて、その子供だけではなく前にいた大人にも被害が及んだり、車外に投げ飛ばされて道路に体を打ち付けたり車にひかれたりする危険があります。そのため子供を車に乗せる時は絶対にチャイルドシートをつけましょう。
チャイルドシートを装着する位置も重要です。チャイルドシートは安全性を考えると後部座席に付けるのが賢明です。親であると自分の視界に届く範囲に子供を乗せたいという理由で、助手席を選びそうになります。しかし、助手席にはエアバックがあり大人であれば交通事故が起こったときの安全装置として機能しますが、まだ体が未熟な子供にエアバックを受けてしまうとその衝撃が大きく逆に危険です。チャイルドシートは必ず後部座席に設置し、きちんと固定するようにしましょう。
事故車は買取と修理どっちがお得?事故処理がおわったら受けたい...後部座席でもシートベルトを!
交通事故で一番危険なのが実は後部座席です。後部座席はかつてシートベルトの着用が義務付けられておらず、また付けないことによる罰則も現在ありませんので、前方の座席と比べるとシートベルトを付ける習慣がなかなか身につかず、その着用率がなかなか上昇しないというのが原因として挙げられます。しかし着用・未着用では交通事故による死亡率が2倍も差があり、まさにシートベルトの着用が生死を決めると言っても過言ではありません。
もし交通事故が起きた時にシートベルトをしないまま後部座席に乗っていたら、座席に体が固定されていないので事故の衝撃によって車内で前方の座席などの体を強打する可能性が高くなり、また事故の衝撃で車全体が回るとその遠心力で窓を突き破って車外に放り出されてしまうこともあります。車外に投げ出されると固い道路に体を強打することはもちろん、時刻や場所によっては周りが見えにくい環境で車が気づかずにひいてしまう危険もあります。また自分自身の体だけではなく、前方の座席にぶつかったことでそこに乗っていた人がその衝撃で体を損傷してしまったり、前にぶつかってしまったりする恐れもあり、最悪自分がシートベルトをしていなかったせいで他人を死なせてしまうこともありえます。
後部座席に乗っているときに交通事故にあい、自分だけではなく同乗者にも危険が及ばないためにもシートベルトはどの座席でも着用する習慣を身につけましょう。
交通事故と座席の関係
- 交通事故で一番危険な席は後部座席で一番安全な席は助手席
- 子供を乗せるときはチャイルドシートを絶対に使用し後部座席に装着
統計的に見ると、交通事故で一番危険な席は後部座席で一番安全な席は助手席ですが、それにはシートベルトの着用が関係しています。シートベルトは前方・後方関係なく運転中はしっかりと着用し、万が一事故にあっても重大な怪我や死亡を防ぐようにしましょう。また子供を乗せるときはチャイルドシートを絶対に使用し、後部座席に装着するようにするのが悲劇を防ぐ最善の方法です。
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