事故車は売られているの？もし購入してしまったら？

事故車は売られているの？もし購入してしまったら？

事故歴のある車が中古車で販売されていることはないのでしょうか？結論から言いますと、事故歴のある自動車は普通に中古販売されています。とにかく値段が安い車を探している。という人も少なくなく、非常に安く購入できるのが事故車の特徴です。

事故車の販売有無とその確認

事故歴があることを承知したうえで購入するのならいいのですが、買い手にとって厄介なことは、事故歴があってもわからないまま販売されている事故車もあることです。買いたくないのに、事故歴のある中古車を買ってしまう危険性を避けるための注意点としては、購入する前にその車の点検記録簿を確認することです。点検記録簿とは、12ヶ月点検・24ヶ月点検といった法定点検の際に、工場が整備内容を記録しているもので、どのような整備、修理が行われたのかをこれを見れば一目瞭然ということになります。当然、事故していれば、その修理をしたことも掲載されているのです。

知らずに購入した場合は？

点検記録簿を確認して試乗し、また、売り手が中古車販売業者であれば、事故歴の有無はチェックしており、それを買い手に伝えるはずですから、まず、事故した車を買うことはないです。万が一事故歴のあるクルマであることが後でわかったら、業者ならば返品に応じてくれることが大半です。

しかし、点検記録簿のない中古車もたくさん売られていますし、売り手が必ずしも業者でないこともありますね。ネットオークションだったり、親せきや友人に譲ってもらうということもあるでしょう。そのような中古車は非常に安い値段で手に入ることが多いので、値段に惹かれて買うという人もいるかもしれません。しかし、その場合、事故車を買ってしまう可能性は当然高くなります。

事故車のリスクは？

事故車を買ってしまった場合のリスクは、故障が頻発したり、売るときの買取価格が非常に下がってしまったりすることです。購入時に安い価格で買えた。と思っても、あとで部品の交換費用や修理費、そして再度販売するときの価格を考えると、必ずしも得な買い物をしたとはいえない。ということが多いのが、事故車の購入です。

逆に、自分が運転していて事故してしまい、事故車になってしまった。という場合、買い取ってくれるところがないか。というと決してそんなことはありません。事故車の買取を専門にしている業者もありますので、事故してしまった車の買取価格に不満があったら、そのような専門業者に買い取り価格の見積もりを依頼してみましょう。